詳細な査定報告書により,請求された財産分与額を大幅に減額できた事例

依頼者:妻/60代
相手方:元夫/60代

事案の経緯

依頼者は既に離婚をしていましたが,離婚から2年が経過する前に元夫が破産をすることになりました。破産開始決定後,管財人が付きましたが,管財人から離婚時に決めた財産分与の額が妥当でないと調停を申し立てられました。財産分与を決定する場合,所有している土地建物は2分の1にするケースが多いですが,不動産の名義は100%依頼者のものになっていました。

高額な不動産査定の提示。その妥当性は?

依頼者は当初,素人ながら不動産の現在価値を予想し,数百万円を支払う想定でいました。しかし,破産管財人から提示された金額が予想よりも高額であったので,手続きの事や不動産価格の査定について不安に思い,当事務所にご相談に来られました。
当事務所が依頼を受けてから,信頼のおける不動産会社に評価額の査定を依頼しました。通常,不動産会社が提出してくる査定書はA4用紙数枚程度の簡易的なものが多いのですが,依頼をした不動産会社とは,これまでに交流を深めていたこともあり,A4用紙で50枚程度の査定報告書を書いて頂けました。そこには,実勢価格データや地価変動推移グラフ,地価変動指数グラフなど,不動産の価値を緻密に分析したものが記されていました。

詳細な査定報告書を提出したところ,破産管財人も受け入れ,最終的に75万円で清算をすることができました。不動産の価値を考えると,約200~300万円の支払いは覚悟していましたが,当初予想していた額より大幅に低い金額で交渉を終えることができました。

結果

依頼者から破産管財人に75万円を渡すことで清算をしました。
依頼から解決まで約2ヶ月と,非常にスピーディーな解決となりました。

ポイント

信頼のおける不動産会社から,詳細な査定書を作成してもらえたことがポイントとなりました。通常の数枚程度の査定書では,十分な根拠として認められない可能性もありましたが,50枚超の書類に裁判所も,破産管財人も納得された様子でした。ここが今回の最大のポイントとなりました

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