相手に弁護士が付いた方へ

 

・相手に弁護士が付いた時に注意すべきこと

まずは相手の弁護士のペースに乗せられないようにすることが大事です。

いきなり相手に弁護士が就き,連絡があれば,誰でも困惑し不安に陥ります。また,相手方弁護士から連絡が来た場合に,その弁護士のペースに乗せられてしまうと,思ってもいないところで不利益を被る可能性がございます。

もし,いきなり弁護士から連絡がきたとしても,安直に合意したり,ありのままお話したりすることはしない方が吉です。連絡がきた場合には,「こちらも弁護士を依頼する予定である」とか「弁護士に一度相談してから再度連絡する」旨お伝えするようにしましょう!

 

 

・相手に弁護士が付いた時,こちらも弁護士をつけるべき理由

協議離婚の場合

弁護士は一般の方と比べ,法的知識も豊富な上,交渉にも慣れています。

また,協議の段階でも,財産分与や慰謝料,養育費の点等金銭面で複雑な計算を要する時があります。このような場合,専門的知識がないと,自分に不利な条件を言われているのか判別できない場合がございます。

 

離婚調停の場合

調停の場面になっても,上記の金銭面での条件や親権といったところが争点となる場合には,内容がいずれも複雑化するため,弁護士をつけたほうが良いでしょう。

調停は,本人が直接お話される機会が多いですが,不利なことを言ってしまっていないか,調停委員にうまく伝えることができているかなど,気を付ける点が多々あります。

自然と不利なことを言ってしまっていたり,調停委員にうまく伝わっていないと自分に有利な結果を得ることはできません。少しでも自分に有利な結果で終われるように,弁護士に依頼されることをお勧めします。

 

離婚裁判の場合

裁判となった場合には,調停までと異なり,口頭ではなく書面でのやり取りが中心となってきます。書面で主張していく場合には,当然書面の作成が必要であり,作成にはたいへん労力を要します。

また,裁判の手続は一般の方にとっては複雑であり,裁判手続きを正しく理解していないと効果的で有利な主張ができない場合があります。

従って,訴訟を提起された場合や,訴訟を提起しようと考えられている方は,すぐに弁護士に相談の上,対応されたほうがよいです。

 

離婚問題を弁護士に相談すべき理由
適正な離婚条件で離婚を成立させられる
01 適正な離婚条件で離婚を成立させられる

離婚問題を解決するには,離婚条件について,当事者で調整をする必要があります。例えば,子どもがいる夫婦においては,①離婚後の親権者をどちらにするのか,②養育費をいくらにするか,③面会交流をどのようにして行っていくか,というような問題があります。また,金銭的な問題として,④夫婦の共有財産をどのように分けるのか,⑤精神的な苦痛に対して慰謝料が発生するのか,⑥離婚成立までの生活費(婚姻費用)はどちらがどのようにして負担するか,⑦年金分割を行うか,など,決めなくてはならない事柄が多くあります。  これらについて正しい知識がなければ,例えば,相手の言うままに金銭的に不利な条件で離婚に応じてしまって,離婚後に後悔してしまう事態となるかもしれません。弁護士に相談をしていただくことで,どのような離婚条件が適切であるかということを知ることができ,相手と適切な条件交渉をすることが可能になります。離婚の際に決めた条件については,後で変更することが困難ですので,大きな損をすることのないよう,予め弁護士の助言を求めておくことが重要です。

離婚に関するすべての交渉・手続きに対応することができる。
02 離婚に関するすべての交渉・手続きに対応することができる。

忙しい方や,ご自身で対応することが難しい方の場合,弁護士に依頼すれば,離婚問題に関するすべての交渉・手続きを弁護士に任せることができます。例えば,離婚協議書を作成するだけだからと言って司法書士に依頼しても,その後,相手との話し合いがこじれてしまった場合には離婚調停や訴訟手続を行わなければなりませんが,それらの手続を代理して行えるのは弁護士だけなので,改めて弁護士に手続を依頼しなければなりません。 また,離婚時に決まった条件(養育費の支払いや面会交流の実現など)がきちんと履行されない場合でも,弁護士に依頼をいただければ,強制執行を行うことも可能です。 このように,離婚協議開始から離婚後のトラブルまでの総合的な問題解決を行うためにも,弁護士に相談されることは非常に有効です。司法書士や行政書士の方が,費用が安いというイメージがあるかもしれませんが,弁護士に依頼する場合とさほど費用が変わらないこともありますし,トラブルとなった後に対応しきれなくなり,改めて弁護士に依頼しなければならなくなれば,結局費用がかさんでしまいます。このため最初から弁護士に依頼するということは十分にメリットがあります。

第三者が入ることでスムーズに解決できることが多い。
03 第三者が入ることでスムーズに解決できることが多い。

離婚の話し合いは互いの感情がぶつかり合う場面でもあるため,当事者間で解決をすることが難しいケースも多いです。相手と冷静に話ができないということが原因で,離婚協議が膠着してしまうこともしばしばあります。 そのような場合に,第三者を介入させることで離婚条件について冷静に話し合いをすることができ,双方が合意できる妥協点を見つけることも可能となります。例えば,妻に対して高圧的な態度で接してくる夫でも,弁護士を間に入れることで態度が軟化し,話し合いに応じてくることも多くみられます。 当事者間での話し合いができない,切り出すことすら躊躇されるという場合には,まずは一度,弁護士に相談されることをおすすめします。

お一人で抱え込まず、弁護士にご相談ください 女性の初回相談無料 ※60分限定

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