男性のための離婚相談
離婚条件を検討することが必要

男性が離婚する場合は、女性側に財産分与や養育費といった金銭の支払いをするケースが多い傾向にあります。
このため、男性としては、離婚後の自分の生活がどうなるのかが一番心配になるのではないでしょうか。
例えば、
✔ 財産分与をした後に自分に残る財産はいくらか
✔ 住宅ローンの支払いは今後どうなるのか
✔ 養育費の金額はいくらか
✔ 子どもの学費の支払いはどうなるのか
✔ 自分の生活費はいくら確保できるのか
✔ 年金分割後の年金額はいくらか
といったようなことです。
これらの金銭的なことを事前に把握し、どのような条件で合意するかを事前によく検討することが男性の離婚では非常に重要となります。
妻側からの要求を安易に受け入れない

離婚を急ぐあまり、女性側からの不当ともいえる要求をすべて受け入れる男性の方もいます。
しかしながら、求められるままに安易な支払約束をしてしまうと、後にそれを修正することは非常に難しく、離婚後に後悔する方もいらっしゃいます。
このため、女性側からの不当に高額な支払要求は拒否しつつも、妻側に受け入れてもらえるような離婚条件を提案することが重要なポイントになります。
親権を争う場合

令和8年春以降に共同親権制度がスタートしますが、現状では女性側が子どもの親権者となるケースが多いといえます。
共同親権制度は今後の施行・運用を待つところですが、共同親権制度により夫側も親権者となるケースが今後増えていくことが予想されます。
もっとも、夫側が希望すれば共同親権になるという訳ではありません。
父母間で親権者についての意見がまとまらなければ、最終的には家庭裁判所に親権者を決めてもらうことになります。
共同親権を希望する場合には、この裁判所の将来の判断を見据えて準備を進めていく必要があります。
また、共同親権とする場合、これまで以上に父母間で子どものことについて話し合いをしなければならず、父母間での意見の対立やトラブルが発生する可能性も考えられます。
面会交流について

親権を獲得できなかった場合でも、せめて子どもとの面会交流を充実させたいと考えられる方は多くいらっしゃいます。
離婚協議の際に、面会交流の約束をしたものの、色々な理で実際に会うことができないというケースも少なくありません。
このため、確実に子どもとの面会交流を行っていくためどのような対応をすべきかも十分に検討しておくことが大切です。
離婚問題でお悩みの男性の方は、是非一度法律事務所瀬合パートナーズにご相談ください。
















