離婚意思がない妻と,別居のうえ協議離婚を成立させた事例
依頼者 男
婚姻期間 約30年
別居期間 なし
離婚原因 性格の不一致
手続き方法 協議
受任から解決までの期間 約1年4か月
解決のポイント
ご相談を受けた際,依頼者は相手方と同居しており,相手方から離婚の合意を得られていない状況でした。
当方は,依頼者に別居を勧めたうえで,別居後に相手方との離婚条件の交渉にあたりました。
当方は,早期解決を前提として,不動産を相手方に分与する代わりに残ローンは相手方が負担することを求めました。相手方は,残ローンの一部を依頼者が負担することを求めてきましたが,不動産の時価額を示して粘り強く交渉しました。
交渉の結果,財産分与として依頼者が不動産を譲渡する代わりに相手方は500万円を依頼者に支払い,残ローンも離婚時に相手方が一括して支払う内容で合意しました。