財産分与及び慰謝料計８５０万円と子が成人するまでの養育費を一括で支払ってもらう内容で和解離婚した事例

依頼者　　妻
婚姻期間　約20年
子ども　　2人（小学生、高校生）
親権　　　依頼者
養育費　　受任後（月額3万円）
財産分与及び慰謝料　850万円（受領）
離婚原因　相手方の不貞
手続方法　裁判　　受任から解決までの期間　約2年

解決のポイント

　離婚調停が不成立となり，その後，相手方から離婚訴訟が提起されたため，ご依頼されました。

　裁判は，財産分与及び養育費が争点でした。相手方からの和解案は，なかなか受け入れられる内容ではありませんでしたが，依頼者の意向に沿い，離婚成立に向けて裁判を進めました。

　そのような状況の中，相手方が退職することになったため，その退職金を費消される前に，退職金を原資に，十分な財産分与等を得る方針を取ることにしました。結果，依頼者に対し財産分与及び慰謝料として約８５０万円，子２人が成人するまでの養育費を全額一括で支払うという内容で，和解離婚することができました。