離婚意思がない夫と,調停離婚を成立させた事例
依頼者 妻
婚姻期間 約3年
別居期間 5ヶ月
子供 1人 ( 未就学児 )
受任から解決までの期間 6ヵ月約
養育費 受任後( 月額 4万円 )
離婚原因 性格の不一致
手続き方法 協議 → 調停
受任から解決までの期間 1年4ヶ月
解決のポイント
明確な離婚原因はないものの,性格の不一致や価値観の相違から,離婚を強く希望され,ご相談にいらっしゃいました。
別居期間が短く,離婚事由のない本件では,調停で離婚を成立させることが早期解決のポイントとなりました。
先方は,調停期日においても復縁を求めていましたが,当方依頼者の意思は固く今後も気持ちが変わることはない旨強く主張しました。
条件面についても譲歩することなく,自宅不動産のローン残債を今後も夫が負担すること,学資保険を按分して財産分与とすること,さらに,養育費について,お子さんが生まれつき病弱であり,それに伴う費用負担が今後も生じることを主張し,就学前まで養育費に特別加算する旨の合意ができました。