1回目の調停で離婚を成立させた事例
依頼者:夫/20代
相手方:妻/20代
帰郷を機に
妻が出産のため里帰りしたきり戻らず,別居状態になっていました。里帰りを機に妻の態度が一変し,まともに連絡を取ることも出来ず,来る連絡といえば過度な金銭の要求ばかりでした。
依頼者の方は,里帰りから戻らず,理不尽な態度を繰り返す妻に嫌気が差し,離婚を決意されました。
1回限りの調停
相手方のこれまでの態度から話し合いによる解決は不可能だと判断し,すぐに調停を申し立てました。調停は相手方の地元である遠方の裁判所で行われましたが,依頼者のご要望もあり,依頼者の方と弁護士で現地に赴き,調停に臨みました。遠方の裁判所という事情もあってか,第1回目の期日で詳細に話し合いを行い,第1回目の期日で調停が成立しました。依頼から約3ヶ月というスピード解決でした。
ポイント
調停を申し立てる際に,これまでに相手方から受信したメールや手紙を多く提出したことや,依頼者の方の人柄もあって,最初から調停委員の同情を得る事が出来たことも結果に影響しました。そのため,調停は長期化せず,短期間での解決が実現しました。